運動の時間と思っていたら漢字の勉強??

運動の時間。

「何かしたいことある?」と聞いてみたら「ちょっと漢字の勉強を……」と言って、なんか勉強が始まってました。「えー、公園行こうよ」「少しだけ、すぐ終わらせるから」「じゃあ待つー」なんて会話があって、待機組はこたつでみかん。その後は公園に行って、フリスビーを飛ばしたり鬼ごっこで走り回ったりしています。「ここから投げてあの穴に通したら勝ちね」とか、「地面に埋まってる石を掘り出す遊びをするぞー」とか、自分たちで遊びやルールを考えて工夫しながら過ごしていました。これも身近な創造の時間ですね。

ボードゲームの時間

今日は遊ぶゲームのチョイスで揉めました。「二人用のこれをやりたい」「えー、四人用のこっちをやりたい」という具合です。「今4人しかいないんだから、両方をかなえるのは無理だよ」と状況を整理、「相談して決めて」と伝えたら「じゃんけんで買ったほうの希望を先に叶えて、負けた側の希望を後で叶える、という案はどう?」「うん、いいよ」とあっさり合意が形成されてました。いざ始まったら、揉めていたのがうそのように、一緒に同じ卓を囲む仲間として楽しんでいたのがじつに立派でした。

今日メインで遊んだゲームは、カードを引いて登場した「シャットダウン」とか「ケチャップ」とかいったカタカナ語を、カタカナを使わずに説明して、他の人は答えを当てるというゲーム。「カタカナ語を使ってはいけない」という制限つきで単語の定義を考えないといけないので、国語辞典を作るよりたいへんです。場合によっては「単語だけでしゃべる」なんて追加の制限もつくので、「ケチャップ」を「液体! 赤! 食べ物!」とか説明して、みんなでうー--んと唸ったりしました。かなり国語の訓練になります。説明がうまい子も説明が苦手な子も両方いるのですが、説明が苦手な苦手なりに説明すると、全員ががんばって「何を伝えようとしてるんだろう」と想像しながら、「料理ですか? 調味料ですか?」などあれこれ質問して、「ケチャップ!」「正解!」と伝わると、お互い嬉しい、そんな感じの時間になりました。

来週、新たに「トークゲームのじかん」がありますが、こういったトーク系のゲームを「ボードゲームのじかん」と区別してそれぞれ行っていく予定です。

さて、次の月曜日は「歴史のじかん」「アートのじかん」「ボードゲームのじかん」です。

「歴史のじかん」は、歴史の本を読んだり、歴史について調べものをしたり、人物図鑑を作ったり、歴史に関する学びがありそうな活動なら何でもOKの時間です。

興味のある方は、ぜひご参加ください。

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